直した歯並びが中途半端で不評だったので上前歯4本の差し歯を
外し、左上3番と右上3番も抜髄して歯冠を削り落として、
屈曲金属コア付の差し歯(セラミッククラウン)を左上3番と
右上3番は舌側に曲げ、左上2番と右上2番は唇側に曲げて挿して、
八重歯を完全に直していた。
唇側に出した左上2番と右上2番のさらに唇側に左上1番と
右上1番を出すため、屈曲金属コア付の差し歯(セラミッククラウン)
を反っ歯(出っ歯)覚悟で切端が唇側にせり出すように曲げ、
2本の歯軸を回転させてエビフライの尻尾のようにV字形に開いて
挿していた (画像は47歳時)。
華やかな歯並びが持ち前の明るさと調和して十朱幸代は若々しく
見えていた。
ただ、上前歯の差し歯6本の歯茎が赤く腫れていた。